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コレクションしているフィギュアを棚や机の上など、ホコリよけのない場所に飾っている場合、定期的に掃除をする必要があります。ですが、フィギュアを掃除する際には注意が必要です。お手入れするたびに傷つけるリスクがあるため、基本的にはホコリが入らないケースやショーケースに入れて飾るのが一番です。そうすれば掃除の手間も省けます。
とはいえ、フィギュアが汚れてしまった場合は、慎重にお手入れしてください。フィギュアの中には小さなパーツがあり、ちょっとした力でも簡単に折れてしまうことがあります。
用意するもの
掃除を始める前に、以下の道具を準備しましょう。フィギュアの汚れ具合によっては、すべてを使う必要はありません。
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エアダスター缶、または電動エアダスター(おすすめ)
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メイク用ブラシ(カブキブラシ) ※タミヤ製の専用クリーニングブラシも可
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マイクロファイバークロス 2枚(掃除用と乾燥用)
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綿棒
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水
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食器用洗剤
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コットン、つまようじ、爪やすり
ホコリの取り方
掃除方法はフィギュアのホコリの量によって異なります。軽いホコリなら、エアダスターで吹き飛ばすか、ブラシでサッと払うだけで十分です。私は普段、軽いホコリならメイクブラシを使い、手が届きにくい部分はエアダスターで飛ばしています。
ホコリを払うときは上から下へ向かって行いましょう。毛先が硬い絵筆などは表面に傷をつける可能性があるため使用しないでください。
先ほどおすすめした電動エアダスターは、使い捨てのエアダスター缶よりも経済的です。缶タイプはすぐになくなり、そのたびに買い直す必要がありますが、電動タイプなら一度購入すれば繰り返し使えます。PCやキーボード、さらにはグリルの送風にも使えるので便利です。
ただし、取り外し可能な小さなアクセサリーパーツがあるフィギュアには注意してください。風圧が強すぎると部品が飛んで行き、部屋の隅に消えてしまうこともあります。
頑固な汚れの落とし方
単なるホコリではなく、拭き取りが必要な汚れがある場合はマイクロファイバークロスを使います。普通の布を使うと細かい傷がつくことがあるので避けましょう。特にABS樹脂製の台座は傷がつきやすいです。もし細かい傷が気にならないのであれば普通の布でも構いません。
落ちにくい汚れには水や食器用洗剤を使って拭き取ります。細かい部分は綿棒を使うと便利です。
拭き取り後は、もう1枚のマイクロファイバークロスで水分を吸い取りましょう。自然乾燥させると水垢が残ることがあります。特に硬水地域に住んでいる場合は、必ず水分を拭き取ることが大切です。
細かい部分の掃除
綿棒でも届かない細かい汚れがある場合、私は自作の掃除道具を使っています。つまようじの先を爪やすりで丸め、その先端にコットンを巻き付けると、通常の綿棒では届かない場所も掃除できます。
徹底的な掃除が必要なとき
泥だらけなど、極端に汚れてしまったフィギュアの場合は、ぬるま湯に少量の食器用洗剤を溶かして「水浴び」させるのも一つの方法です。流水で洗うこともできますが、水圧で小さな部品が取れて排水口に流れてしまう危険もあるので要注意です。
熱湯は絶対に使わないでください。変形の原因になります。また、漂白剤やアルコールを含む製品も塗装を傷めるため使用禁止です。綿棒とマイクロファイバークロスを組み合わせて丁寧に掃除し、最後にしっかり水分を拭き取ってください。
めぐみフィギュアのお手入れ例
今回紹介しためぐみのフィギュアは汚れがひどかったので、実際に水浴びをさせました。掃除後は新品同様の見た目に戻りました。仕上げに水分をしっかり拭き取るのを忘れないようにしてください。私の地域は硬水なので、この工程を省くと水垢が残ってしまいます。
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