盾の勇者の成り上がり – ラフタリア 1/7スケールフィギュア(コトブキヤ) – レビュー

 コトブキヤのラフタリアは、ラフタリアの高品質なスケールフィギュアを購入したい人にとっての定番の選択肢となっています。特に大人ラフタリアの姿です。ロリラフタリアを好む人もいるかもしれませんが、子供っぽい癇癪を起こしている時の大人ラフタリアこそが最高のラフタリアです。

ラフタリアのフィギュアはあまり選択肢が多くない

ラフタリアのフィギュアは実際のところ、それほど多くは存在しません。温泉バージョンもありますが、Chara-aniは信用できないので懐疑的です。そして1/4スケールのバニーラフタリアもあります。それからフィーロ(鳥形態)と一緒のものもありますが、出来の悪いメーカー製なので紹介すらしません。幼少期のラフタリアのフィギュアも同じく出来の悪いメーカーによるものなので買わない方がいいでしょう。

このフィギュアは2020年1月に初めて発売され、それ以来価格は高騰し続けています。ただしコトブキヤを知っている人なら分かるように、需要の高いフィギュアについては必ず再販を行います。つまり、再販は時間の問題に過ぎません。そして今まさにその時です。

予約すべきか?

レビューに入る前に最も重要な質問に答えます。間違いなく予約すべきです。なぜなら、ラフタリアの新しいフィギュアが出ていない以上、発売後の市場価格は確実に高騰するからです。さらにアニメの第2期が今年の秋に放送予定で、第3期の制作もすでに確認されています。仮に第3次再販があったとしても、3年から5年も待ちますか?今すぐコトブキヤのラフタリアを予約するべきです。

レビュー

全体的に、コトブキヤは素晴らしい仕事をしています。ポーズはダイナミックです。ラフタリアの可愛い姿を見たいのも本音ですが、戦闘ポーズも十分魅力的です。ディテールも細かく、プロポーションも完璧で、全体的な造形と塗装も非常によくできています。ただし、正面から見ると顔が隠れてしまいます。少し角度を変えると顔がよく見えるようになります。

このフィギュアの一番のお気に入りの要素を選ぶなら、やはり顔です。ラフタリアらしさをしっかりと表現できています。ただし、剣に一部隠れてしまうのが残念です。


写真に多少ホコリが写っているかもしれません。ガラスケースはすでに満杯で、この大きな台座を収めるスペースがないため机の上に飾っています。撮影前にホコリを掃ったつもりでしたが、どうしても取りきれなかったものが残ってしまいました。

造形は全体的に優れているものの、注意深く見ると小さな問題もあります。ただし本当に微細で、細かいことを気にしすぎかもしれません。

背面から見ると、髪の毛とふさふさの尻尾が目立ちます。尻尾のグラデーションは良いアクセントになっています。
そして忘れてはならないのが、メルロマルクで最弱の敵「オレンジバルーン」です。いわばスライムのような存在です。このフィギュアのために踏まれ続けているのだから、少しは称賛してあげてもいいでしょう。考えてみれば、ラフタリアに踏まれても構わない気がします。

ここでこのフィギュアの塗装をしっかりと評価できます。尻尾、ブーツ、草、そして台座の岩に施された陰影やエアブラシの表現が見事です。ただし草の表現はもう少し良くできたかもしれません。

太ももに傷が入ってしまいました。原因は覚えていませんが残念です。ただし背面なので我慢できます。

剣も全体像を見ることができますが、光を反射して色が見えにくいです。しかし金属らしく光沢のある仕上げは当然です。もしマット仕上げだったら不満を言っていたでしょう。むしろ光の反射が良い効果を生んでいます。

そして繰り返しますが、このフィギュアの顔は本当に素晴らしいです。こちらは高い角度から見た顔です。耳の作りも良いですね。ただしホコリは気にしないでください。

結論

総合的に見て、このフィギュアは非常に完成度が高く、初版を逃した人は必ず予約すべき逸品です。顔は素晴らしく、塗装も完璧で、ポーズはダイナミックです。造形にはわずかな不備もありますが、ほんの小さなものです。このフィギュア唯一の不満は、最高の魅力である顔が剣に隠れてしまう点だけです。

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